Last-modified 2010/09/12

TDQ2制限有り低レベルアタック

やった人&書いた人:小池(仮)

注意)これは昔の内容です。既に記録は更新されています。最新の内容はこちら

1.概要

先日制限付きの低レベルアタックを行ない,ある程度の結果を残したと思われるので,ここにレポートとしてまとめた。

クリアレベルは22,15,16,16。今回,多刀流やイオラの服などのお手軽攻略を禁止している。これにより,何でもあり低レベルアタックに比べてクリアレベルがかなり上がっている。

2.はじめに

2−1.この攻略の意義

昨年,私はTDQ2をレベル17,15,16,15でクリアし,低レベルアタックに一応区切りをつけたつもりだった。

しかし,その実態は多刀流に頼った攻略であった。多刀流といえば攻撃力が大幅に増加する裏技であり,ゲームバランスを崩すから1stプレイでは使うななどという解説がよく見られる。実際,多刀流を用いることによってラスボスであるところのバイケタルを5ターンで葬ったりと,非常に大味な攻略であったことは否めない。

実際,プレイしながらも「こんなんでいいのかなぁ」と思っていたことは否定しないし,多刀流を用いてレベルを下げていくことに疑問も感じていた。また,読んだ人が「所詮多刀流使ってるし」という感想を持ったとしても,何も反論することが出来ない。

そこで今回,多刀流を禁止した制限有りの低レベルアタックをやろうと思い立った。その上で,序中盤は多刀流を使ってなかった制限無し低レベルアタックとの差別化を図るため,他にも制限を付け加えることにした。

2−2.プレイ条件

「低レベルアタック」とタイトルで銘打っているからには,ある程度低レベルである必要がある。が,以下に示すように制限事項がある。「それに抵触しない範囲の低レベルでクリア」ということになる。

「制限有り」と曖昧なタイトルでお茶を濁しているが,詳述すると長くなるからである。今回掲げた具体的な制限は,以下の通りである。

  1. 多刀流の禁止
  2. イオラの服の使用禁止
  3. 世界樹の葉の乱獲禁止
  4. ミウッチへの進入禁止

以下,詳しい解説をしていく。制限無し低レベルアタックと比較しているので,そちらも併せて読んで頂ければ,理解が深まると思う。

(1)多刀流の禁止

読んで字の如し。多刀流を禁止している。

多刀流はTDQ2でも最強の裏技である。通常,キャラの攻撃力は100〜200程度であるが,多刀流を使うことによって攻撃力が500を超えることも可能になってしまう。

制限無し低レベルアタックでは多刀流を用い,強大な攻撃力を背景に力任せに攻略したが,今回はそういうわけにいかないということである。各ボス戦を速攻で乗り切ることが出来なくなったということを意味し,綿密なボス戦の計画を立てねば撃破はおぼつかない。

(2)イオラの服の使用禁止

これもまた読んで字の如し。イオラの服を禁止している。

イオラの服は数あるレアアイテムの中でも一番有名なものであろう。序盤からイオラが使いたい放題というのは強力すぎる。その時点の,誰の直接打撃よりも大きいダメージを全体に与えることが出来るというのは,ある意味反則であろう。

イオラの服がその効果を発揮するのは主に序中盤である。制限無し低レベルアタックでは,イオラの服が全体攻撃であることを生かして,適当に振り回してるだけで中ボス戦を乗り切るなどというお粗末な攻略法を多々用いてきた。その方法が使えないということは,序中盤の中ボス戦で新たな戦術を用いなければならなくなるということだ。序中盤ということは入手できるアイテムも限られており,似た効果のある道具でなんとかするなどということは到底不可能である。

(3)世界樹の葉の乱獲禁止

世界樹の葉の乱獲を禁止している。

世界樹の葉の乱獲とはどういうことなのか。世界樹の葉を渡したり預けたりすることにより,世界樹の葉を複数枚拾うことだ。

これを禁止するということは,当然世界樹の葉を1枚までしか持ち運べないということを意味している。低レベルキャラで生き返らせ合いながらダンジョンを突き進む,ということが不可能になるなど,デメリットは計り知れない。

(4)ミウッチへの進入禁止

ミウッチへの進入を禁止している。

本来ミウッチに行けるようになるのはクリア後だが,裏技を使うと未クリアの状態でもミウッチに行けるようになる(実際制限無し低レベルアタックでは序盤にミウッチに行っている)。クリア前にミウッチに行くと,隠しキャラを仲間にすることは出来ないものの,レアアイテムなどを拾うことが出来るため攻略が楽になる。今回それを禁止した。

ミウッチにいけないので,タンボー装備を入手することが出来ない。タンボーの剣が有効な一部の中ボス戦などで戦術の変更が求められる。

その他の条件は制限無し低レベルアタックに準じる。すなわち,種・木の実類及びペソ銀貨は拾えるものについては使用可,敵の落とすものは使用不可,という従来の制限に加えて上記の4制限を合わせたものが禁止事項である。それ以外でプレイ上の制限はない。

3.基礎知識

基礎知識については制限無し低レベルアタックの2.始める前にで詳述したので,省略。手抜きとも言う(汗

4.ラスト6連戦を戦うパーティー編成について

6連戦を戦うパーティーは「アラキ+主人公+ヤン+フアッス」とした。クリアレベルは「22,15,16,16」である。

これについての詳しい解説は文末に補足として詳述しておいた。興味のある方はそちらも参照して頂きたい。

5.攻略ガイド

以下,実際の流れを見ていただく。なお,実践では吟味の手間を省くために制限無し低レベルアタック第2弾のセーブデータを流用している。アラキと別れる直前のセーブデータが残っていたため,それを使った。これは,リハマロの塔の直前までは全く同じように進めることができるからである。

5−1.ゲーム開始〜レーアオスト

主人公の性別を男性にしておいて,サクサクとゲームを進める。特定の場面以外では雑魚敵と戦ってはいけない。全て一ターン目に逃げる。

マンセムを仲間にする前に,夜のオアシスで金策する。持ち物が「くさりがま+皮の鎧+皮の盾+竜の鱗*7」になったら,マンセムを仲間にする。主人公は自殺し,マンセムの吟味付きレベル上げを行う。吟味対象はHPが9と力が5以上。

マンセム
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   7   3   8   4   3  24   0       0
 2  13   5  14   6   7  33   0      12
 3  19   6  21   8  11  42   0      36
 4  24   7  27  10  15  51   0      84
 5  30  10  32  12  19  60   0     156

吟味が終わったら,主人公を生き返らせる。

5−2.イドブ塔

海底通路を通ってイドブ塔に向かう。当然雑魚敵からは全て逃げる(以下吟味する場面以外では雑魚敵からは全て逃亡する。毎度毎度書いてたら冗長なので今後は省略する)。

回復する手段がないので,あまりにHPを削られていたらリセットした方が早いかもしれない。

<プアーの子分+ベビーサタン*2戦>
               HP    Ex.
プアーの子分   15    42
ベビーサタン   40   270
          Lv   HP  MP  攻  守  素
主人公     1   22  12  30  46   5  くさりがま  皮の鎧  皮の盾  竜の鱗*7
マンセム   5   60   0  42  58  10  (銅の剣  鉄の鎧  うろこの盾  鉄兜)

#これはその昔,戦術が最適化されてない頃プレイしたため主人公が先頭にいるが,マンセムを先頭に持ってきた方が撃破確率が上がる。

ベビーサタンが無駄な行動を取ってくれないと撃破はほぼ不可能。主人公が死ぬまでにベビーサタンを1匹葬っていることが望ましい。

マンセムだけが生き残った状態で撃破できれば成功。マンセムLv.5→8。

5−3.マダルカル〜オリマビルグ

マンセムと別れミシーナを仲間にしたら,装備を整えてミシーナの吟味付きレベル上げをする。吟味中は当然主人公を殺しておく。

吟味対象はHPが6と賢さが平均6.2。イオを覚えさせるために賢さをLv.6の時点で38以上にする必要がある。

ミシーナ
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   3   6   5   7   7  15  28       0
 2   6   9  12  14  11  21  32      15
 3   8  11  18  21  13  27  37      45
 4   9  14  25  28  16  33  41     105
 5  12  15  31  35  20  39  46     195
 6  15  16  38  42  25  45  52     330  *イオ習得必須

吟味が終わったら,オリマビルグに行きシャウクを仲間にする。主人公は死んでいてもゲームが進むので生き返らせてはいけない。

5−4.リビマオの塔

<プアー+プアーの子分*3戦>
               HP    Ex.
プアー         ??   300  (子分を呼ぶことがある)
プアーの子分   15    42
            Lv   HP  MP  攻  守  素
主人公(死亡) 1 0/22  12  34  24   5  鉄の槍  くさりかたびら  皮の盾
シャウク     1   16   0  17  33   5  (聖なるナイフ  皮の鎧  皮の盾  ターバン  竜の鱗)
ミシーナ     6   45  52  29  61  16  聖なるナイフ  絹のローブ  うろこの盾  金の髪飾り  竜の鱗*6

主人公は死んでいても戦闘が始まる。シャウクは生きていないと隠し階段の位置を教えてもらえないが,そのあとなら死んでいても構わないような気がする(曖昧)。

ミシーナがイオをぶっ放し続ければ4ターン程度で終了。ミシーナだけが経験値を請け負えば成功。

主人公が死んだまま話を進める。シャウクをオルフスールまでは連れて行けないので,泣く泣く蘇生させ(笑),オルフスールに向かう。

5−5.オルフスール〜シン

オルフスールでやることを終えたらそのままシンに直行。主人公が死んでいるので自動的にミシーナ束縛になる。アラキを仲間にしたあとすぐさま主人公を殺しておく。

アラキのレベルを20まで上げる。吟味対象はHPで7。

これが非常に面倒。今回,セーブデータ流用によりこれを端折れたのは非常に助かった。もし最初からやらないといけない場合,この吟味だけでプレイ時間の2〜3割を割かれるだろう(笑

アラキ
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   2   4   5   8   2  10  20       0
 2   4   7   8  15   4  17  29      14
 3   4  10  10  20   5  24  38      43
 4   6  12  14  27   5  31  46     101
 5   8  15  16  32   6  38  55     193
 6  10  18  21  37   8  45  64     319
 7  13  21  26  44  10  52  72     514
 8  14  23  28  50  11  59  81     807
 9  17  25  29  56  11  66  90    1247
10  19  28  32  62  11  73  99    1907
11  20  31  35  69  12  80 106    2897
12  20  33  37  74  12  87 113    4382
13  23  35  41  79  14  94 121    6238
14  24  38  42  84  15 101 130    8558
15  27  41  47  90  15 108 138   11458
16  30  43  51  95  15 115 146   15083
17  32  45  55 101  17 122 153   19614
18  32  47  60 108  18 129 161   24985
19  33  50  60 114  18 136 170   31027
20  35  52  65 121  19 143 179   37824  *経験値を37824〜45021の間にする

レベル上げをしながら王家の墓で済ませるべきことを済ませておく。とはいえ,あっという間に終わってしまい,あとはただただだるいレベル上げが待っているだけだ。

ちなみに,アラキLv.19時のセーブデータを流用しているので,今回の実践では19→20の時点から開始している。今までは(前に書いたことと同じ内容のため)かなり端折って書いてきたが,ここからは詳しく書いていく。と,今更断り書きを入れてみる(ひどい話だ

5−6.トトン〜ゴドワン

トトンに到着したらその足で吹き抜けの塔に行き天罰の杖を取ってくる。イオラの服が使えない今回,序中盤の中ボス戦では大変お世話になる。というか,無いとクリア不能。

ミシーナと別れないとリハマロの塔に行けないので,このタイミングで別れることになるのだが,その前にヤンと主人公の吟味を終えておく。ミシーナに手伝って貰うと効率がよい。

まずはヤンのレベルを3まで上げる。吟味対象はHPが5と賢さが平均5と素早さが4以上。ルカニを覚えさせるために賢さを18以上にする必要がある。

ヤン
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   4   4   4   8   4  14  20       0
 2   6   8  10  13   6  19  27      15
 3   8  13  16  19   8  24  31      45  *ルカニ習得必須

リフゲイ戦で経験値を得ない予定(詳細は後述)なので,(Lv.4にならなければ)経験値をいくつまでに抑えなければならないといったような制限はない。

次は主人公のレベル上げ。Lv.3まで上げるが,このとき経験値が78を超えてはならない。吟味対象はHPが9。

主人公
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   6   5   5   6   2  22  12       0
 2   9   7   8  11   6  31  17      16
 3  11  10  14  14  10  40  21      45  *経験値45〜78

ちなみに,ヤンの復帰レベルについて分かってなかったその昔は経験値を45ピッタリにしてたのだが,関係なさそうなので,78を超えない範囲で適当に経験値を得た。

ミシーナ束縛を終え,直後チオレとも別れる。主人公一人になったら装備を整えてリハマロの塔を目指す。

5−7.岬の洞窟〜リハマロの塔

ひたすら敵から逃げ続け,塔の頂上を目指す。

今回,何故か妙に敵に回り込まれたため,到達率がやたら低かった。おかしいなぁ……。こんなはずじゃないのに。

<プアーの子分*4>
              HP    Ex.
プアーの子分  15    42
          Lv   HP  MP  攻  守  素
主人公     3   40  21  11  68  20  鋼の鎧  鉄の盾  鉄兜  星降る腕輪
                                   天罰の杖  薬草*2

天罰の杖を4回振り回せば楽勝。Lv.3→4。ここで主人公のHPを吟味する。吟味対象はHPが9。

主人公
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 3  11  10  14  14  10  40  21      45
 4  13  12  20  18  12  49  25     112

10回くらいリセットしてようやく得た上昇値がこれ。HP以外の上昇があまりにへちょかったが,疲れていたので妥協した(汗

休憩所にあるキメラの翼を拾ってゴドワンに戻る。

5−8.武術大会

武術大会は絶対に勝てない。Lv.4主人公で武術大会を勝ち抜くためにはタンボー装備一式が必要。通常プレイならば負けてもサックリと先に進めば全く問題ないが,今回はそうはいかない。

ここの目的は2つある。鋼の盾を購入すること,トーイ+モーニの吟味をすることだ。鋼の盾は武術大会期間中だけ開いている店で買えるので,2900Gを用意しておいて買い忘れなければ何も難しいことはない。問題は吟味だ。

後述するが,今回はリフゲイ@ルフルの墓戦の経験値をトーイ+モーニに請け負わせることにした。しかし,あまりにも勝率が低すぎるので,ある程度吟味をして挑まないと厳しすぎるのだ。

とはいえ,キッチリ最大上昇を続けたステータスを得ることは天文学的回数の吟味が必要であり,リフゲイ戦の試行回数が減ったとしても全く本末転倒である。ある程度の上昇で妥協しておく必要があるだろう。

ちなみに,何故トーイ+モーニ2人の吟味が同時に可能なのか。それは2人のステータス決定時期が異なっているからだ。トーイは仲間になった瞬間に決定するが,モーニは武術大会中に決まる。

#これは,モーニとは武術大会で戦うことになるため,武術大会が始まるときにはステータスを決めておかねばならないというシステム上の仕様と思われる。詳しくは「システム面から見るTDQ2」の「ステータスが決まるタイミング」を参照のこと。

というわけで,吟味の具体的手順。

  1. 武術大会直前にセーブ(冒険の書Aとする)
  2. Aを他の冒険の書に写し(冒険の書Bとする),Bで冒険を再開
  3. 武術大会が終わった直後Bにセーブ
  4. Bで冒険を再開
  5. 王様に話しかけるとトーイ+モーニが仲間に
  6. ステータスを確認

モーニのステータスが気に入ったものになるまでは2に戻る。ここでトーイのステータスを気にしても全く無意味。モーニのステータスにひたすら一喜一憂する。モーニのステータスが納得いくものになったら,4に戻る。トーイのステータスが気に入らなかったらひたすら4に戻る。4の時点ではモーニのステータスは既に(内部的には)確定しているため,トーイの吟味に専念できる。

吟味の具体的な目標であるが,上を目指せばきりがないので適当なところで妥協しておく。その目安として,以下のように決めた。

例えばモーニのHPはレベルアップ時の上昇値が2〜6である。つまり平均で4上昇する。レベル14になるまでは13回のレベルアップがあるのだが,この13回のうち1割5分で最大上昇(6の上昇)を得,残りの8割5分で平均値の上昇(4の上昇)を得るという状況を目標にするのだ(ちなみに,1割5分という数字に根拠など全くない)。

この方針で計算すると,目安は以下のようなことになる。

   力  素早さ  HP 
トーイ 86 89 85
モーニ 59 76 70

もちろん3つの値を同時に吟味するわけだからかなり大変である。従って,上の値はあくまで目安ととらえた方がいいだろう。HPを優先し,素早さにはある程度目をつぶる。また,モーニの素早さがあまり上がりすぎると困る。これは,トーイがモーニに先攻する確率を上げるためである(詳細は後述)。

納得いく値が得られたら吟味終了。吟味に集中するあまり鋼の盾を買い忘れてないかチェックする。とはいえ,買ってなくてもエブレ山の洞窟や封印の洞窟で若干苦しいだけである。マログリフルで買えるので,買ってなかったからといってリセットというわけではない。吟味最優先。

実践でははみ出るほど妥協したためリフゲイを倒せず,1回やり直す羽目になった。ここでの妥協は禁物。改めて吟味したところ,ステータスは以下の通りになった。

        Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
トーイ  14  86  83  74  27  39  92   0  (10625)
モーニ  14  60  68  58  50  48  75  41  (10625)

二人とも素早さはかなり低いが,HPが目安を大幅に上回ったため,これを採用した。

5−9.エブレ山の洞窟

エブレ山の洞窟に突入する。このとき,自殺ルーラが出来るようにあらかじめ所持金を減らしておく。

ミウッチに行けないため世界樹の葉を持っていない。最深部への到達はかなり厳しいが,何回かやればなんとかたどり着けるはずだ。

メーダロードを撃破すると経験値を得てしまうので,トーイ・モーニ以外のキャラは死んでいる必要がある。まぁ,道中逃亡に失敗すればあっという間に死んでいくのだが。うっかり生きていたら自殺する必要があるので,道中の回復ではモーニにホイミを唱えさせることを優先させる。自殺しようと思ってもモーニにMPが残っていれば勝手に回復されて自殺出来ないという事態になりかねない。

トーイ+モーニだけになったらメーダロードとエンカウントする。メーダロードはかなり守備力が高いので,トーイ+モーニの打撃だけで倒すのは意外と大変。1匹で出てくるのを待った方がよい。逃亡したりニフラムが効くのを待っているよりは遙かに効率がよい(笑

ガス玉を入手したら自殺ルーラする。生還できる可能性も無いわけではないので,徒歩での帰還を試みるのも手。

5−10.ルフルの墓

いよいよルフルの墓でリフゲイと対決。その前にうっかり命の草を取らないように。トーイ・モーニが離脱し,なんのために吟味したのか分からなくなる。

さて,リフゲイ戦である。ここは制限無し低レベルアタックのときもかなり難所だったが,制限有りの今回,難易度が桁違いとなった。

まず,イオラの服が使えないので,使うのは天罰の杖である。しかし,天罰の杖は全体攻撃でなくグループ攻撃であるから,適当に振り回すという手法が使えなくなった。また,天罰の杖の方がダメージが低い。これをメインに戦うのはかなりしんどい。

さらに,ヤンをラスト6連戦で使うのでここでは経験値を請け負わせたくない。レベルアップ時,HPの上昇が最大であればいいのだが,2つ(またはそれ以上)のレベルアップの両方ともが最大の上昇であるなどという驚異的に運のよい状況が1回で来るわけが無い。タダでさえ勝率が低いのに同時に吟味などとてもする余裕がない。よって経験値を請け負わせない手法でいくことにする。

当然主人公のレベルも上がってはいけない。レベルが5を超えるとフアッスがLv.1で参入しなくなるので困る。すると,必然的に経験値はトーイ+モーニの2人で請け負わねばならないことになった。

制限無し低レベルアタックの時,「トーイ+モーニに経験値を請け負わせるのはほぼ不可能」と記述したが,その後の調査によりそれは間違いであることが発覚した。トーイ+モーニでの撃破が不能と考えていたその理由は,リフゲイがベホイミで回復する量を上回るだけのダメージをトーイ+モーニの打撃では与えられないことによる。上回れないならばベホイミを唱えさせなければよい。そう,マホトーンの出番である。

<リフゲイ+ベビーサタン*2+極楽鳥>

前準備としてヤンに命の木の実を2つ投与し,HPを12上昇させる。

              HP    Ex.
リフゲイ      ??  6000  (200ダメージを超えると逃げるので経験値は得ない) (極楽鳥を呼ぶ)
                        (打撃の時に限り2回行動の場合がある)
ベビーサタン  40   270
極楽鳥        ??   735
          Lv  HP  MP  攻  守  素
トーイ    14  92   0  86  68  83  (稽古着  アームシールド)
モーニ    14  75  41  60  61  68  (稽古着  アームシールド)
主人公     4  49  25  41  77  12  鉄の槍  鋼の鎧  鋼の盾  鉄兜
                                  魔封じの杖  天罰の杖  バハムの笛
ヤン       3  36  31  48  47  26  魔封じの杖  絹のローブ  うろこの盾  金の髪飾り  星降る腕輪  竜の鱗*3

この時点でマホトーンを覚えるキャラは居ないが,マログリフルに魔封じの杖が売っているので,それを買えばいい。何故今まで魔封じの杖を使うことに考えが至らなかったのか。全く恥ずかしい話だ。

とはいえ,魔封じの杖を使えば楽勝かと言えば全くそんなことはない。勝率はかろうじて1%あるだろう程度。また,ここでの戦いは経験とカンと運と根性が物を言う。正直,どういう行動を取るのが一番よいのか,まだ見いだせてないのだ。

今現在最適と考えている行動パターンは,

ヤン
1ターン目
リフゲイに魔封じの杖
2,3ターン目
リフゲイにルカニ
4ターン目以降
状況に応じてリフゲイにルカニ,極楽鳥に魔封じの杖,ベビーサタンに攻撃,を使い分け(そもそもここでベビーサタンが残っていたら絶望的だが)
主人公
1ターン目
ベビーサタン(右)に天罰の杖
2ターン目以降
トーイorモーニのHPが50以下ならホイミ,そうでなければ,ベビーサタンが生き残っていれば天罰の杖,居なければ極楽鳥に魔封じの杖,バハムの笛(=ラリホー),リフゲイに天罰の杖を状況に応じて使い分け

である。うーむ曖昧……(苦笑)。「状況に応じて」などという単語が入っていることからも,物を言うのは経験とカンと運だということが分かって頂けるかと思う(ちなみに,リフゲイにラリホーは効かない)。

とにかく言えることは,1ターン目にベビーサタンを2匹とも葬っていなければ苦しいということだ。1ターン目に,トーイが左のベビーサタンを,モーニの打撃+主人公の天罰の杖で右のベビーサタンを葬るのが1つの成功パターン。ここでモーニの方がトーイより先に行動すると,左のベビーサタンにモーニ→トーイの順で打撃を加えることになる。ベビーサタンを1匹しか倒せないため,非常に効率が悪い。先に「モーニの素早さがあまり上がりすぎると困る」と記述したのは,これが理由である。

また,ルカニを2回かけ終えないうちにヤンが死んでもかなり厳しいことになる。まぁ最後尾のヤンに打撃が集中することはないだろうから,ヤンが生き残る確率はそこそこ高い。

あとは,リフゲイが2回行動を取らないこと(誰も耐えられない),極楽鳥がさっさと逃げること,ベホマラーを唱えないことを祈りつつ,画面を眺める。主人公,ヤンが死んだ後はトーイ+モーニがいかにまともな行動を取るかにかかっている。主人公とヤンが死んだ状態で撃破し,モーニのレベルが上がらなければ成功。

実践では,なんと運のいいことに30回目くらいで撃破,トーイだけが生き残った。100回の試行は軽く覚悟していたので,なんだか拍子抜け。

5−11.海賊の家〜アルスト

主人公+アウカク+シャウクの3人で海賊の家に行く。ハースラを仲間にし,装備を整えたらアルストに向かう。

アルストではミニデーモンに接触しないように歩かなければならない。接触すると強制的に戦闘が始まってしまう。逃亡できないので,強制的に経験値を請け負わされる羽目になり,リセットとなる。

<プアー・リッチ・マネマネ>
                HP    Ex.
プアー          ??  1500  (プアーの子分を呼ぶ)
リッチ          ??  3000  (極楽鳥を呼ぶ) (逃げるので経験値は得ない)
マネマネ        ??  1746
(プアーの子分)15    42
(極楽鳥)      ??   735
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アウカク     1   15   0  30  58   7  毒牙のナイフ  武道着  鉄の盾  ターバン  竜の鱗
                                     魔封じの杖
主人公       4   49  25  41  77  15  鉄の槍  鋼の鎧  鋼の盾  鉄兜
                                     魔封じの杖  バハムの笛
ハースラ    15   97  85  87  60  64  (リグナムの棒  身かわしの服)
シャウク     1   16   0   3  71  10  安らぎのローブ  皮の盾  金の髪飾り  星降る腕輪  竜の鱗*5
                                     天罰の杖

この戦闘の経験値はハースラ+シャウクの2人かシャウク1人が請け負う。

まずはマネマネが誰に化けるか注目する。ハースラに化けたらリセットした方が早いかもしれない。アウカクか主人公に化けることを祈る。

アウカクはマネマネ或いは○○もどきに魔封じの杖を使う。その後,極楽鳥がいたら極楽鳥に魔封じの杖を使い,あとはずっと死ぬまで防御する。

主人公はリッチにバハムの笛を使い続ける。リッチが死んだ後まだ主人公が生きているようなら,マネマネ或いは○○もどきにバハムの笛を使い続けるが,マネマネ或いは○○もどきが眠っていて,アウカクが死んでいて更に魔封じの杖を使ってない極楽鳥がいるならば,極楽鳥に魔封じの杖を使う。その後,マネマネ或いは○○もどきだけになったときに生き残っていれば自殺する。

ハースラはシャウクにホイミをかけ続ける。マネマネ或いは○○もどきだけになったら,主人公の自殺を手伝う。

シャウクは常に天罰の杖を使い続ける。倒す順番は,(極楽鳥)→リッチ→プアー→(プアーの子分)→マネマネ或いは○○もどき。マネマネ或いは○○もどきを倒す前に主人公の自殺が成功していることを確認すること。

1ターン目に主人公がリッチに先攻して眠らせることが出来れば,その後でシャウクに打撃が集中しない限りほぼ勝てる。ちなみに,リッチへのバハムの笛を適当なところでやめないと,いつまで経ってもリッチが逃げられないということになる。どれだけダメージを与えれば逃げるのか現状分からないので,適当に(駄目すぎる

実践は,1ターン目にリッチを眠らせておくことに成功し,あっさり撃破。シャウクLv.1→10。

5−12.リスアモの塔

世界樹の葉を1枚持ってリスアモの塔に挑む。1枚しか持てないので,道中がかなり厳しいが,何度か挑戦すれば子分のところまでたどり着けるはずだ。

<リッチの子分*2>
                HP    Ex.
リッチの子分    ??   252  (リッチの子分を呼ぶ)
         Lv   HP  MP  攻  守  素
主人公    4   49  25  68  61  12  カロシスの剣  鋼の鎧  不思議な帽子  鉄の盾
                                  バハムの笛  キメラの翼  世界樹の葉  薬草
チオレ    1   27   0  48  53   2  (鋼の剣  鋼の鎧  アームシールド)
アウカク  1   15   0   6  82  14  身かわしの服  ターバン  鋼の盾  星降る腕輪  竜の鱗*5
                                  天罰の杖

バハムの笛で眠らせてる間に天罰の杖でダメージを与えていく。リッチの子分は天罰の杖を2〜3発喰らわせれば死ぬ。残り1匹になったら,起きないこと,仲間を呼ばれないことを祈りつつ主人公は自殺。

チオレはずっと防御+主人公の自殺を手伝う。チオレは盾以上でも以下でもない。チオレが居なくてもこの戦闘にはかなりの確率で勝てるので,道中チオレが死んでしまい世界樹の葉が無かった場合でも諦めてはいけない。たどり着くことが大事。

主人公が死んだ状態で撃破すれば成功。実践ではチオレとアウカクが生き残った状態で撃破。2人ともLv.1→5

5−13.盗賊本家

ホンニンのメモさえ入手すれば全滅可能。なので,経験値回避のため自殺ルーラする。所持金を出来るだけ預けておくこと。

5−14.ツキミツ

この後全滅が確定しているため,ここでも所持金を減らしておかねばならない。

ツキミツに行く前or帰還後,復活の杖をもらえるようオリマビルグの老人に話しかけておくこと。世界樹の葉を乱獲できない今回,大変重宝する。

そして今回,1ペソ銀貨の回収を忘れてしまった! いや,確かに全部いらないかもしれないが,一応取っておくものだろ……。気付いたときは既に帰還後セーブしてしまっていたため,手遅れ。大失敗。

5−15.ドーヴ

<バイル+地獄の門番*2>
                HP    Ex.
バイル         400   3000
地獄の門番      ??   1751
          Lv   HP  MP  攻  守  素
モーニ    16   83  42  89 118 160  イミルフのピアス  水の羽衣  アームシールド  金の髪飾り  魔よけの鈴  星降る腕輪  竜の鱗*2
                                   吹雪の杖  世界樹の葉
主人公     4   49  25  13 168  24  カロシスの剣  カロシスの鎧  風神の盾  カロシスの兜  星降る腕輪  魔よけの鈴
                                   天罰の杖  ルラミトの雄石
タルス     1   21  24  52 137   4  吹雪の杖  奇跡の羽衣  力の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  竜の鱗*3
                                   浮遊の杖
ベホマン   1   70  40   0   1   2

この戦闘では,モーニに経験値を請け負わせる。

1ターン目,地獄の門番2匹をバシルーラ(=浮遊の杖&風神の盾)で飛ばしてしまえば負ける要素は全くない。制限無し低レベルアタックと同じように戦ってもよい数少ない中ボス戦。

イオラの服は天罰の杖で代わりになる。世界樹の葉が1枚しか持てない影響は,バシルーラで飛ばす前にメラミが直撃して主人公とタルスが死んでしまったときにしか現れない。

バシルーラはかなりの確率で効く上,魔よけの鈴効果でメラミも効かないことが多い。楽勝と言っていいだろう。

モコロで目覚めた後,オリマビルグで復活の杖をもらえるようになっている。早めに入手しよう。

5−16.スライムの国

もう少し早いタイミングで挑んでもいいのだが,ドーヴと同じメンツ,同じ装備品で全く問題なく,アイテム交換などの手間が全く要らないというものぐさな理由のため,このタイミングで行くことにする。

というか,当初の予定ではアンは回避するつもりだったのだが,あとから調査したところ全く問題なく撃破出来ることが分かった。そのため,あとからドーヴ直後のセーブデータを引っ張り出してきて撃破したのだ。

実践では炎の城攻略直後,撃破可能と判明してから慌てて撃破している。よって,氷の城や炎の城は,はぐれメタルの盾を未入手の状態だった。ジシスル戦では何故装備してないの? などと聞かないように。

以下は,ドーヴ直後のデータで撃破した時の様子を記している。

<アン>
           HP   Ex.
アン       ??  1500
          Lv   HP  MP  攻  守  素
モーニ    16   83  42  89 118 160  イミルフのピアス  水の羽衣  アームシールド  金の髪飾り  魔よけの鈴  星降る腕輪  竜の鱗*2
                                   吹雪の杖  世界樹の葉
主人公     4   49  25 153 168  24  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  星降る腕輪  魔よけの鈴
                                   風神の盾  ルラミトの雄石  変化の杖
タルス     1   21  24  52 137   4  吹雪の杖  奇跡の羽衣  力の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  竜の鱗*3
                                   浮遊の杖
ベホマン   1   70  40   0   1   2

戦術。バシルーラで飛ばす。以上!(笑

いやーまさかバシルーラで飛ぶとは。バイル戦と同じメンツでいけるのはこれが理由である。バシルーラで飛ばすので経験値を得ないし,アンのやたら高い守備力に影響を受けず安定して撃破できる。全くめでたい。

少し補足しておく。バシルーラで飛ばす前に攻撃(ムンムンの炎など)を喰らって死亡する可能性がある。が,ラリホーで眠らせておけば,そんな心配も激減する。バシルーラで飛ばすので,経験値の請け負いについてあれこれ心配しなくていいのも利点。

このように,バシルーラが使えるようになれば全く問題なく撃破できる。風神の盾を入手できるホルフ復活前後が最速のタイミングということになるだろう。

5−17.氷の城

氷の城に乗り込むのだが,その前にタルスの吟味を行う。現在のままではどうパーティーを組んでも勝てる確率がかなり低いからだ。

吟味対象はHPが5と素早さが4と賢さが平均7.75。Lv.9の時点で賢さが71あればよい。これはザキを覚えさせるためである。

タルス
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   3   4   3   9   8  21  24       0
 2   5   8   9  17  12  26  30      29
 3   8  12  15  25  14  31  38      87
 4  11  16  21  33  16  36  46     174
 5  13  20  27  41  21  41  52     304
 6  15  24  31  48  23  46  58     499
 7  18  28  37  56  26  51  65     792
 8  21  32  42  64  28  56  71    1232
 9  24  36  48  72  32  61  77    1897  *ザキ習得必須

3つのパラメータについて吟味するため,かなり厳しい。とはいえ,このくらいで疲れていてはお話にならない。

<ジシスル・大魔道士ルー・チオレ>

タルスの吟味をしたが,それでも勝率は低い。というより,ジシスルのところに辿り着くのが大変。逃亡に失敗するとあっという間に死者の山が築かれるが,世界樹の葉が1枚しかないのですぐリセットする羽目になる。そして,土偶戦士。うっかり接触すると戦闘が始まり,経験値を請け負わされてしまうのでリセットとなるが,動きが相変わらず謎。嫌がらせとしか思えない。

                HP   Ex.  守   素
ジシスル       900    ?  150  200
ルー             ?    ?  130   59
チオレ           ?    ?   80  100
                  計15633
          Lv   HP  MP  攻  守  素
ハースラ  17  108  96  68 178 255  雷雲の杖  アラキの法衣  力の盾  風の兜  星降る腕輪  魔よけの鈴
                                   炎の石  世界樹の葉  魔封じの杖
タルス     9   61  77  73 155  72  吹雪の杖  光のドレス  力の盾  はぐれメタルヘルム  星降る腕輪  魔よけの鈴
主人公     4   49  25 153 168  12  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                   賢者の石  まどろみの剣
ベホマン   1   70  40   0   1   2

この戦闘の経験値はハースラが請け負う。

方針としては,ハースラ任せという毎度おなじみの方法。ただ,多刀流が使える場合とは違い,チオレをタルスのザキで確実に葬らないとかなり苦しい。

チオレにザキを喰らわせる前にタルスが死んではなんにもならないので,主人公はまどろみの剣で援護する。ジシスル,ルーともにラリホーがある程度の確率で効くので,眠ってくれることを祈る。

ザキでチオレを葬ったらタルスはお役ご免(ひでぇ)。ルーもザキで葬れればかなり嬉しいが,さすがにその暇はないだろう。ハースラがルーとジシスルの2人を葬る必要がある。

ハースラは炎の石を使い,その後はマホトーン(=魔封じの杖)をルーにかけておく。かけておかないとベホイミを唱えられて厄介なので。ハースラvsルー+ジシスルになってからが本番である。

ハースラはルー+ジシスルの攻撃で最高90程度喰らうので,HPが100を切っていればハースラは力の盾を使って回復する。100を上回っていれば雷雲の杖で攻撃,ルー→ジシスルの順に撃破する。理論上はこれで負けることはない。

しかし,ジシスルの素早さはかなり高いので,ジシスルが先攻することがたまにある。ジシスルが先攻すると蓄積したダメージを回復しきらないうちに攻撃を喰らい,死亡することがある。が,その確率は1割程度だし,先攻されたからといって必ず死ぬわけではない。ので,チオレを葬ってしまえば勝率はそこそこ高い。

実践では,ジシスルのところに辿り着く前に土偶戦士に接触したりスカイドラゴンに回り込まれて全滅したりして,かなりリセットした。結局40回目くらいで撃破。そのうちジシスルのところまでたどり着けたのは,撃破した回を含めて3回。

5−18.炎の城

フォッグ戦で経験値を回避するために主人公を殺しておくと,バイケタル戦の前に主人公を蘇生させるためになけなしの世界樹の葉を1枚消費することになってしまう。非常によろしくない。バイケタル戦自体の勝率も低いので,事前にレベル上げをしておく。フォッグ戦では経験値を一人あたり525(4人生存時)請け負うので,525の経験値を得てもレベルが上がらないよう,経験値を1411までに制限しつつレベル8まで上げる。吟味対象はHPが9。

主人公
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 4  13  12  20  18  12  49  25     112
 5  17  15  24  22  16  58  28     247
 6  21  18  30  25  20  67  33     483
 7  25  21  25  39  23  76  38     787
 8  29  24  41  33  27  85  43    1254  *経験値を1254〜1411の間にする
<フォッグ>
                HP    Ex.
フォッグ        ??   2100
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 168 208  雷雲の杖  アラキの法衣  力の盾  風の兜  星降る腕輪  魔よけの鈴
                                     氷の石  復活の杖
トーヤー    16  120   0 115 137  25  隼の剣  大地の鎧  風神の盾  鉄仮面  魔よけの鈴
                                     賢者の石
主人公       8   85  43 169 174  24  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     氷の刃  世界樹の葉
タルス       9   61  77  73 155  72  吹雪の杖  光のドレス  力の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     ゼルクの緑玉

タルスのザキで瞬殺。

ちなみに,4人全員が生きてる状態で撃破することが必須。「主人公生存+主人公以外誰か死亡」という状況で勝利すると,主人公のレベルが上がってしまう。そもそも,誰か死んでる状態でバイケタル戦に臨んでも勝ち目がゼロなので,やり直した方がいいわけで。

<バイケタル>
                HP    Ex.  守   素
バイケタル     850     ?  255  200  (残りHP100でベホイミ)
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 168 208  雷雲の杖  アラキの法衣  力の盾  風の兜  星降る腕輪  魔よけの鈴
                                     氷の石  復活の杖
トーヤー    16  120   0 115 137  25  隼の剣  大地の鎧  風神の盾  鉄仮面  魔よけの鈴
                                     賢者の石
主人公       8   85  43 169 174  24  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     氷の刃  世界樹の葉
タルス       9   61  77  73 155  72  吹雪の杖  光のドレス  力の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     ゼルクの緑玉

勝率はかなり低い。さすがバイケタル。経験値を得ないので経験値請け負いについてあれこれ考えなくていいのが唯一の救い。

基本的に,毎ターントーヤーの賢者の石+タルスのゼルクの緑玉で防御を固める。先攻することが絶望的なまでに不可能なので,波動が来なかったからといってタルスを攻撃に参加させては危ない。

攻撃面であるが,基本的にアラキの雷雲の杖でダメージを与えていく。そして,隙を見て主人公にバイキルト打撃をさせる。バイキルト打撃ならば90〜100程度のダメージを与えることが出来る。が,アラキの素早さが高すぎて,行動順がバイキルト→波動→打撃となることもしばしば。

ちなみに,トーヤーが隼の剣を装備してるのは完全に失敗であった。バイキルト打撃をさせても20*2ダメージくらいしか与えることが出来ない。意味無し。せめてゾンビキラーくらいを装備させておくべきだった。まぁ,賢者の石係であるトーヤーが攻撃に回るチャンスは殆どないだろうから,そこまで気にする必要はないのだが。

ダメージの蓄積が多くなると,ベホイミを唱え出す。ここまで来ればあと一息。だが,焦りは禁物。じっくりとダメージを蓄積させておくのがよい。慌てて特攻を仕掛けてもリスクが多すぎるので。せいぜいタルスにゼルクの緑玉でなく吹雪の杖を使わせる程度か。

実践では,理不尽なバイケタルの強さに怒り狂いながらも,25回目くらいの挑戦でなんとか撃破。メラゾーマ+痛恨で一度に2人死んだときは,思わずパッドを放り投げてふて寝モードに突入した(笑

5−19.無の城〜ラスト6連戦準備

無の城に突入,回復床のあるところにルラミトの雌石で印を付けたらすぐさま引き返す。

その後は6連戦のための準備。回収しそびれているアイテム(特に種や木の実の類)を全て回収し,ひたすら吟味する。

まずはヤン。HPを5,素早さを4以上上昇させつつLv.9に。経験値が1564を越えないように注意。そして,命の木の実,素早さの種,不思議な木の実を全て投与する。

ヤン
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 5  10  19  28  28  16  44  49     195
 6  10  24  34  32  18  49  53     330
 7  12  28  40  38  20  54  58     532
 8  13  33  46  44  23  59  66     835
 9  15  37  51  50  28  64  73    1290  *経験値を1290〜1564にする
 9  15  46  51  50  28  70  97    1290  *命の木の実1つ,素早さの種3つ,不思議な木の実4つ投与

次はフアッス。HPを7,力を5上昇させつつLv.9に。経験値が1565を越えないように注意。力の種を全て投与する。

フアッス
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 1   5   4   5   7   2  20   0       0
 2  10   9  11  10   4  27   0      15
 3  15  16  15  15   6  34   0      45
 4  20  21  21  19  10  41   0     105
 5  25  28  25  22  12  48   0     195
 6  30  33  31  26  16  55   0     330
 7  35  39  35  30  18  62   0     532
 8  40  44  41  33  21  69   0     836
 9  45  51  45  37  23  76   0    1291  *経験値を1291〜1565にする
 9  69  51  45  37  23  76   0    1291  *力の種8つ投与

最後に主人公。HPを9上昇させつつLv.11まで上げる。経験値が4681を越えないよう注意。

主人公
Lv  力  素  体  賢  運  HP  MP  経験値
 8  29  24  41  33  27  85  43    1254
 9  31  28  46  37  30  94  48    1937
10  34  31  50  41  33 103  53    2962
11  36  35  55  44  35 112  56    4498  *経験値を4498〜4681にする

吟味終了。装備を整える。ステータスは以下のようになった。

            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 201 208  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      11  112  56 176 179  35  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス     9   76   0  99 185  51  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン         9   70  97  39 133  46  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

5−19.ラスト6連戦

いよいよラスト6連戦である。ルラミトの雄石で回復床のところに飛び,雑魚戦で死なないよう祈りつつ逃げ回り,奥へ奥へと進んでいく。

うっかり雑魚戦で死んでしまった場合,世界樹の葉を使ってはいけない。戦闘中に粘って復活の杖で蘇生させる。それが面倒という場合,リセットする手もある。というか,そっちの方が早いかもしれない。

<モック+リフゲイ>

実は6連戦の山場である。バイケタル戦を除けばここが一番危ない。

           HP    Ex.   守   素
モック   1100  14336  110   11
リフゲイ  500   7459  150   60
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 201 208  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      11  112  56 176 179  35  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス     9   76   0  99 185  51  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン         9   70  97  39 133  46  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

方針としては,ゼルクの緑玉スクルト+ルカニ+バイキルトでリフゲイから殴り殺す。このとき,モックがザオラルを唱えるのでマホトーンで封じておく必要がある。

モックの蓄積ダメージが800を越えると激しい炎を使うようになる。フアッス,ヤンは防御していないと激しい炎*2で即死するため,モックに与えたダメージを計算しておき,目の色が変わる直前からはフアッスとヤンはずっと防御しておく。防御している間のダメージ源はアラキの雷雲の杖なのだが,効かないことも多い。長期戦を覚悟せねばならない。

それでいて,賢者の石の回復量は激しい炎*2で喰らうダメージより少ない。モックが激しい炎*2という行動をとり続けると削り殺される。これがモック戦が厳しい所以。

実践でも激しい炎が多く雷雲の杖の効きが悪かったため,更には痛恨が主人公に当たって瀕死になるというハプニングも起こったため,ギリギリの勝利であった。Lv.20/11/9/9→20/13/13/13

<ガイ>
           HP    Ex.   守   素
ガイ      500  6333   120  100
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 201 208  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      13  121  64 181 183  42  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス    13   95   0 118 198 154  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン        13   81  97  47 140  61  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

ゼルクの緑玉を使っておけば楽勝。マホトーンを唱えるためうっかり呪文を浴びせるとまずい,ということさえ覚えておけば,何も難しいことはない。レベル上がらず。

<リッチブロス+プアーブロス>
                       HP    Ex.   守   素
リッチブロス          900         100  150
プアーブロス          900         250   10
                         計18372くらい
(スライムベホマズン)  ?   1152
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      20  143 179  45 201 208  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      13  121  64 181 183  42  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス    13   95   0 118 198 154  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン        13   81  97  47 140  61  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

倒していいスライムベホマズンを2に設定して経験値を計算しているため,留意すること。呼ばれたら,バシルーラ(=浮遊の杖+風神の盾)で飛ばすことを考える。

あとは,スクルトで防御を固めておき,ルカニを浴びせてからバイキルト打撃で殴り倒すだけ。力溜めの直後は防御しておいた方がいいかもしれないが。Lv.20/13/13/13→21/14/15/15

<バイルアンデド戦>
                  HP    Ex.   守   素
バイルアンデド  1500  6000   300   20
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      21  147 188  47 202 216  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      14  125  68 184 184  45  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス    15  105   0 122 204 176  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン        15   91 135  52 145  71  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

マホトーンをかけて,スクルト*2で守備を固めれば,雑魚以外の何者でもない。あとは,ルカニ*2+バイキルトでひたすら殴るだけ。レベル上がらず。

<ゾンビモック>
                HP     Ex.   守   素
ゾンビモック  1000   20100  180   13
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      21  147 188  47 202 216  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      14  125  68 184 184  45  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス    15  105   0 122 204 176  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン        15   91 135  52 145  71  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

常に目の色が変わったモックと思って戦えばいい。

レベルが上がったことにより,フバーハ状態ならフアッスは激しい炎*2にギリギリ耐えられるようになっている。ので,バイキルト打撃で速効片づけるのがよい。

激しい炎*2が続くと削り殺されるのはモック戦と同じだし,何より,フアッスが激しい炎*2にギリギリ耐えられるといっても本当にギリギリなので,HPが満タンじゃなければ防御するくらいの気持ちで行かないと死ぬ。

打撃も鬱陶しいので,スクルト必須。また,魔吸いの玉に何か入ってたら,なるべくこの戦闘で使うようにし,中身を空にしておく。Lv.21/14/15/15→22/15/16/16

<バイケタル>

幸せの帽子を使いまわし,そこいらを歩き回ってMPを回復させておく。祈りの指輪は戦闘中の緊急用なので,移動中に使ってはいけない。使うまでもないだろうが,念のため。

              HP    Ex.   守   素
バイケタル  2000     0   400  200
            Lv   HP  MP  攻  守  素
アラキ      22  153 194  47 202 228  雷雲の杖  はぐれメタル鎧  はぐれメタルの盾  風の兜  魔よけの鈴
                                     復活の杖  魔吸いの玉  祈りの指輪*2
主人公      15  125  68 187 185  47  カロシスの剣  カロシスの鎧  カロシスの盾  カロシスの兜  魔よけの鈴
                                     賢者の石  浮遊の杖  ルラミトの雄石
フアッス    16  108   0 127 207 188  隼の剣  ナーの鎧  風神の盾  はぐれメタルヘルム  魔よけの鈴  星降る腕輪
                                     世界樹の葉  ゼルクの緑玉
ヤン        16   93 140  55 146  73  毒牙のナイフ  アラキの法衣  うろこの盾  幸せの帽子  魔よけの鈴  竜の鱗*4
                                     氷の刃

バイケタル戦は,3段階に分けて考えることにする。が,基本的には,アラキ:スクルトorバイキルト,主人公:賢者の石,フアッス:ゼルクの緑玉or打撃という行動を取る。

第1段階は,バイケタルにルカニを3回かける。ここでフアッスが攻撃しても効果薄なので,よっぽど条件が整わない限り(フバーハ状態+スクルト+HP満タン,とか)防御しているのが無難。

ルカニは6〜7割程度の確率で効くので,5ターン程度あればルカニ*3を浴びせることは可能。しかし,バイケタルはマホカンタを唱えることがある。マホカンタ状態を解除するにはカロシスの剣を使うしかないのだが,同時にルカニも解除されてしまう。もしルカニ*3が終わる前にマホカンタを唱えられたら,最初からやり直す羽目になる。こればっかりは運なので仕方がない。

第2段階。ルカニ*3が終わったらいよいよ攻撃である。頻度の低いメラゾーマや打撃を気にしてたらきりがないので,フバーハ状態ならアラキがフアッスにバイキルトをかけ,フアッスは打撃を行う。うまくバイキルト打撃が決まれば230程度のダメージを与えることが出るだろう。

しかし,バイキルト→波動→打撃のような行動順になることも多い。アラキ,フアッス,バイケタルの素早さが殆ど変わらないので,ここも仕方がない。ルカニ*3のおかげで,バイキルト無しでも100程度のダメージを与えることが出来るから,波動で解除されたからといって嘆く必要はない。ちなみに,第2段階ではヤンは防御し続ける。

あくまでフバーハ状態というのが前提である。波動で解除されていたら,フアッスは打撃を後回しにしてゼルクの緑玉を使う必要がある。

第3段階。バイケタルに1700以上のダメージを蓄積させるとベホイミを唱えるようになる。ここまで来たら後一歩。バイケタルの行動がベホイミ+αに確定するため,フバーハ状態でなくても攻撃してよい。また,アラキやヤンも雷雲の杖や氷の刃で加勢する。ここまでくれば勝利は目の前である。

それ以外の補足。魔吸いの玉があるため,アラキに対するメラゾーマは1発だけ耐えることが出来る。バイケタルがマホカンタ状態でなければ,魔吸いの玉を使って中身を空にすることが出来るが,マホカンタ状態であればそれすら不可能。もっとも,メラゾーマの頻度はそんなに高くない。

アラキ以外にメラゾーマが来たり痛恨の打撃が飛んできたりしたら即死者が出る。が,諦めてはいけない。状況を見極め,一瞬の隙を見計らって蘇生させれば立て直しは十分可能だ。死者が2人以上になると,かなり厳しい。が,運がよければ立て直せる(実際のプレイ中でも,主人公+フアッスの2人が同時に死亡している)。

逆に,バイケタルの行動が波動とガスだけなら,死ぬ要素はほとんど無い。打撃などにより事故死する確率がそのままバイケタル戦の勝率になるといっていいかもしれない。おそらく3割程度はあると思う。少なくともリフゲイ戦よりは高い(笑

ちなみに,スカラを唱えられたら,ルカニをかけ直さねばならない。マホカンタ状態ならばカロシスの剣を使っておいて第一段階に戻る羽目になる。が,これもまた頻度が少ない。やっぱり運に依る部分が大きい。



SSじゃ多刀流使ってないかどうか分かんないよね……

6.総括

6−1.中ボス戦撃破レベル

「各中ボス戦も出来るだけ低レベルとなるよう」にしてきたつもりなので,その結果を下に。

フォッグ戦とバイケタル戦は連戦でありレベルアップもないので,1つにまとめた。

合計Lv. 平均Lv.
プアーの子分+ベビーサタン*2 6 3
プアー+プアーの子分*3 8 2.67
プアーの子分*4 3 3
リフゲイ+ベビーサタン*2+極楽鳥 35 8.75
プアー+リッチ+マネマネ 21 5.25
リッチの子分*2 6 2
バイル+地獄の門番*2 22 5.5
アン 22 5.5
ジシスル+ルー+チオレ 31 7.75
フォッグ,バイケタル@炎の城 53 13.25

これを見ると,バイケタル@炎の城戦のレベルだけが突出して高いことが分かる。また,序盤でありながらやたらレベルの高いリフゲイ戦。それでも勝率は非常に低い。いかに大変か分かるだろう。

また,もう少しレベルを下げられる中ボス戦もある。特にアンやバイルは手抜きもいいところで,Lv.4主人公+Lv.1キャラという2人での撃破も可能だろう。Lv.1キャラが余っておらず経験値の請け負いを根本的に見直さねばならない上,気付いたのが6連戦直前でありやり直すのが面倒だったので,今回はやらなかったが……

6−2.全体を通しての感想

とにかくリフゲイ戦とそれに対する吟味がだるかった。

今回のやりこみはそこに尽きる。トーイ+モーニの吟味をしようなどと誰が思いつくのだろう。誰が実行に移すのだろう。また,マホトーンが効くという事実に今まで気付いていなかったのも終わっている。

フアッスでバイケタルを倒せなければマンセムを投入する予定であった。フアッスよりもHP,力ともに高いのでマンセムを使えば何とか倒せるだろうという目論見である。しかし,マンセムをレーアオスト周辺で吟味しLv.20にするのははっきり言ってアホすぎる。時間もどれだけかかることやら……。やる羽目にならなくてよかったというのが正直なところ。

アンにバシルーラが効いてしまう事実には6連戦直前で気付いたため,引き返すことが出来なかった。アンとまともに戦うのは無理だというのが定説だったため回避することしか考えてなかったのだ。バシルーラが効くと最初から分かっていれば,経験値の請け負いを見直してLv.1キャラを捻出,主人公と二人で挑むことも考えたのだが……。セーブデータが残ってなかったので断念。いや,残ってはいたのだが,武術大会直前のトーイ+モーニを吟味するためのデータ……。そこからやり直すのは勘弁願いたい。

6−3.謝辞

順不同で羅列します。TDQ情報集積所の神代さん,ドラゴンオエストへの道の石波さん,M7星雲のM7さん,TDQ2不完全データ置き場のうのえんさん,応援してくれた皆様(いるのか?),最後までこのレポートを読んで下さったあなた(これもいるのか?),ありがとうございました。

7.資料

A.補足という名の蛇足−−6連戦のメンツ決定に至るまで−−

A−i.指針

制限なし低レベルアタックでは多刀流の存在が大きく,レベルを下げることだけを考えてパーティーを編成してもバイケタルを撃破することが可能であった。しかし,多刀流が使えない今回は,撃破レベルに目をつぶってでもキッチリとパーティーを編成しなければならない。

バイケタルの尋常でない守備力及び170の回復に対抗するため,バイキルト或いはルカニが必要となってくる。バイキルトは波動で解除されるたびにかけ直さねばならない。ルカニはごく稀にスカラで打ち消されることがある。また,攻撃役の攻撃力が低い場合はどちらか片方だけでは足りないこともあり得る。

8逃げを使うという手も考えられるが,低レベル(平均20程度)では8回逃げる暇を作り出すことすらかなわないだろう。フバーハ,スクルトなどで防御を固め,HPが満タンの瞬間を狙って逃亡したとしても,次の攻撃によっては即死者が出る可能性がある。それを8回繰り返すのはとても現実的でない。

よって,ルカニorバイキルトをかけておいての打撃が現実的な撃破法となるだろう。ルカニを使えるのがヤンのみ,バイキルトを使えるのがアラキのみなので,パーティーの1人or2人がここで自動的に決定となる。

残りは攻撃役+賢者の石係となる。ここを誰に割り当てればいいか以下具体的に検討していくことにする。

A−ii.バイケタルの守備力とダメージ公式

DQシリーズにはダメージ公式なるものが存在する。公式といいつつその実態は経験式であるが,かなり信憑性が高いため,本家の攻略などでもしばしば登場する。

今回,TDQシリーズでもそのダメージ公式が正しいものという前提でいろいろと計算した。具体的に確かめる術はないのだが,経験的になんとなく合ってるんじゃないの? 程度の確認はしている。それが確認かよとか言われると非常に困りますが(汗

具体的に,ダメージは

ダメージ=攻撃力/2−守備力/4

で与えられる(実際はその値を中心として若干幅があるわけであるが,その具体的な値はシリーズによって異なるため,ここではその幅については考慮に入れないものとする)。

さて,この式をふまえた上で問題になってくるのがバイケタルの守備力である。適当調査により,バイケタルの守備力が400であることが判明した。

ということは,(補助呪文なしでは)強大な攻撃力がないとダメージを与えることが出来ないわけであり,その制限を下げるためにルカニの登場となる。守備力が400のままで170の回復を上回るためには550程度の攻撃力が必要となるが,誰がどんな武器を装備してもそのような強大な攻撃力を得ることは出来ない。まずは守備力を下げる必要がありそうだ。

また,ルカニだけで十分かというと,そうではない。守備力がゼロだった場合でも,170のダメージを与えようと思うと340の攻撃力が必要となる。レベル20程度のキャラに何を装備させても340の攻撃力は得られない。

2回攻撃可能な武器であれば1回につき85程度のダメージでいいので攻撃力は170でいい。しかし,2回攻撃が可能な武器は隼の剣とイミルフのピアスだけであり,その攻撃力はそれぞれ30,21。非力なキャラに装備させると攻撃力170にも届かない。

さらに問題点が2つ。1つ目はルカニで守備力を0にするのは難しいということだ。ルカニは守備力を半分にする効果がある。守備力400のバイケタルに1回かけると200に,2回で100に,3回で50になる。ゼロにするにはあと5,6回ルカニを掛けねばならないが,それだけ手間を掛けてもそれに見合っただけの効果が得られない(守備力を50減らしてもダメージは12程度しか増えない)し,そもそもマホカンタを唱えられたらおしまいである。ので,バイケタルの守備力は50まで下げるのが現実的なラインだろう。

2つ目は,170のダメージを与えるだけでは撃破できないということである。当たり前であるが,170というダメージはベホイミ2回を打ち消すだけのダメージである。撃破するにはそれにある程度のダメージを上乗せしなければならない。最低でも200以上のダメージを与えたいところではある。

それをふまえて計算し直す。2回攻撃のキャラが200のダメージを与えるには,1回の打撃で100のダメージを与えればいいので,守備力50のバイケタルに対しては攻撃力が224必要となる。が,結局レベル20程度でそんなキャラはいないのが現実。つまり,バイキルトで攻撃力を上げてやらないとバイケタルを撃破することが出来ないということだ。バイキルトを使うと攻撃力が倍になるので,元の攻撃力は112でよい。これならば十分実現可能な数字である。

もしルカニを使わずバイキルトだけで何とかしようという場合,2回攻撃の場合でも攻撃力が400必要,バイキルトで倍にすることを考慮すると,元の攻撃力が200必要なのだ。しかし,Lv.20程度で隼の剣(攻撃力30)orイミルフのピアス(攻撃力21)を装備して攻撃力が200になるキャラは居ない。

よって,ルカニ及びバイキルトは両方必要という結論に達した。つまり,パーティーのうちヤンとアラキは確定。残り2人で攻撃役と賢者の石係をこなさねばならないし,そのうち1人は主人公で確定という状況である。

A−iii.攻撃役について

パーティーに必ず組み込まねばならない主人公を攻撃役にすることを考える。

しかし,主人公は致命的な弱点がある。隼の剣を装備できないのだ。全く使えない(笑

主人公を女性にしておけばイミルフのピアスを装備できるため2回攻撃は可能ではある。が,その致命的なまでの非力さゆえ,112の攻撃力を確保することすら難しい。

例えば,吟味ありでレベル15(6連戦全てを4人とも生存した状態で撃破し続けた場合上がってしまう最低レベル)まで上げた主人公を考えてみる。Lv.1時の力は7,力の最大上昇は4であるから,レベル15の時点で力は62にまではなりうる。ここに取得できる8つ全ての力の種を投与し,イミルフのピアスを装備した場合,攻撃力は107となる。ギリギリ届かない。

しかも,レベル15まですべて吟味有りでレベル上げできるわけでなく,途中からは6連戦の中でレベル上げすることになる。つまり,更にステータスは下がるわけで,主人公では全く足りない。お話にならないのだ。

よって,攻撃役は主人公ではない別のキャラに担当させねばならない。同時に主人公が賢者の石係と確定した。

攻撃役を誰にするか考える。隼の剣かイミルフのピアスを装備できるキャラは沢山居るが,力の上昇が高いキャラを選ばねばならない。また,いくら力が上昇するからといっても,HPが少ないとバイケタルの攻撃に耐えられないだろう。

更に,吟味することが前提なため,レベル1で参入出来ないキャラを使うことは難しい。例えば,トーヤーは戦士系キャラであるから力もHPも高めであり,隼の剣の装備も可能なのだが,レベル16で参入するため吟味が不可能である。吟味が出来ないということはステータスが低いことを意味し,それを補うためのレベル上げを行うとバイケタル撃破レベルが上がってしまう。こういう事態は,やむを得ない場合を除き避けねばならない。

つまり,選択肢はかなり絞られる。レベル1で参入するキャラのうち隼の剣orイミルフのピアスを装備できるのは,マンセム,アウカク,フアッス,タルス,シャウクだ(ルカニ係として確定しているヤン及び考慮済みの主人公は除いてある)。

このうち,タルスは問題外である。力,HPともに足りなくて攻撃役にはとても回せない。シャウクも力が足りないため却下である。

残りの3人のうち,マンセムは力,HPともに一番高く,安定した戦いが可能だろう。問題は強制的にレベル20になってしまうのでクリアレベルが高くなること,レベル20までの吟味をレーアオスト周辺で済ませねばならないためその作業が非常に大変なことだ。

アウカクとフアッスはステータス上昇・経験値推移が似ている。が,アウカクはHPが少なすぎるのが致命的なデメリット。HPの最大上昇が1違うため,最終的には15程度の差となる。たかが15という無かれ。HPが100前後で戦おうとしている現状では,かなりの差である(具体的には,無防備状態のガス*2で最大100ダメージなので,100を越えていることが重要になってくる。アウカクのHPはLv.15で100を越えない)。

とはいえ,フアッスのHPも十分と言うほど多くない。さらに,かなり非力であるため,バイケタル戦では長期戦が予想される。長期戦になるということは,それだけ事故死する確率が上がり,敗北する確率も上がるということだ。

以上の理由で,攻撃役は一応フアッスに内定。無理ならマンセムを投入し,鬼のようなレベル上げが待っているだけの話である。やりたくないなぁ。

A−iv.このパーティーの特徴

結局,パーティーが主人公,アラキ,フアッス(或いはマンセム),ヤンと決まった。このパーティーの特徴についてまとめておく。

まずは,なんと言っても蘇生呪文が使えないことだ。世界樹の葉に制限があるため,蘇生方法は復活の杖のみに限られる。6連戦中に経験値の請け負いをすることがほぼ不可能だし,戦闘中に死者が出た場合確実に蘇生する方法がないということにもなる。

また,HPが少ないキャラが多いということも挙げられる。マンセムがいればまだマシだが,フアッスを使用した場合,HPが一番多いキャラはアラキという何ともお寒い状況になるだろう。ヤンに至ってはレベル20で100を超えるのがギリギリという状況。

逆に,スクルト,マホトーン,ルカニ,バイキルトなどの補助呪文が揃っているのは力強い。これらを駆使すれば,バイケタル以外のしもべ共は楽勝とも言えるだろう。

A−v.クリアレベル

経験値の請け負いをしない場合,ラスト6連戦で得てしまう経験値は一人あたり最低18149である。この経験値を得た場合,上がってしまうレベルと,その次のレベルまでに必要な経験値を表にした

キャラ  Lv.  必要経験値
主人公 15 4970
アラキ 22 7485
ヤン 16 1853
フアッス 16 1854
(マンセム) 22 9783

アラキとマンセムは強制的にLv.20になってしまうため,そこから18149の経験値を得た場合を考えている。

実際は,リッチブロス・プアーブロス戦で呼ばれるスライムベホマズンのことを考慮しなければいけないのだが,288の経験値を数匹分得てうっかりレベルが上がってしまうようなキャラはいない。よって,上の表のレベルが極限低レベルということになる。