小池(仮)的非日常2007年7月



7月9日(月)

毒手感想(間違い

唐突だが,子供の頃,夏休みの宿題で出される読書感想文という物が大嫌いだった。

そもそも,文章を書くこと自体が好きではなかった。今こうして日記(もどき)を書いているのもPCがあるからであり,そうでなければ当然書こうなどと思いはしない。鉛筆を持つこと自体面倒がる子供だったのだ。

だから,なるべく書く文字数を減らすため,複雑な計算式をなるべく1回の計算ですまそうとし,長ったらしい1行の計算式をでっち上げ,それを出来る限り暗算ですませた結果,計算力だけは身に付いたという小学校時代だったわけだが,それはまた別の話。ケアレスミスだらけだったじゃないかお世辞にも計算力が付いたとは言えないじゃないのか,というツッコミは不可(ぉ

そんなわけで,文字を大量に書かねばならない読書感想文は,非常にいやな物だった。しかし,それも些細な理由といえるかもしれない。嫌いだった最大の理由は,何を書いていいのか全く分からなかったことである。

一体何を書けばいいというのだろうか。読書感想文というくらいだから感想を書けばいいのだろう。しかし,純粋に感想だけで原稿用紙5枚分にはとてもならない。と,途方に暮れたのだったのだ。読書感想文は1行読めば書ける!を見た今なら,いくらでもでっち上げることが出来るのだろうが(笑

要するに,読書感想文がどういうものかが分かっていなかったのだ。いや,未だに分かっていないかもしれない。

さて,夏休みの宿題等で読書感想文をでっちあげたとしよう。それについて,教師らから評価を受けたことが全くない。いいとも悪いとも言われたことがないし,誤字や言い回しのおかしさ等ですら指摘を受けたことがない。教師は,生徒が書いてきた読書感想文全てに目を通しているのだろうか。怪しいものである。

自由度の高い宿題といえば,その名の通り「自由研究」が挙げられる。これも,何をすればいいのか途方に暮れてしまうところだが,それ故,世の中には自由研究用のキットが売られていたりするので,なんとなく方向性は見えやすい。優秀な作品はクラスで紹介されたり学校の代表として科学館に展示されたりするので,どの程度の物(ボリューム,内容,ともに)をでっち上げればいいかも何となく分かる。

読書感想文は,原稿用紙何枚と定められていることが多いのでボリュームは決まっている。それゆえ内容勝負であるはずなのだが,前述の通り,それに対する評価は殆どなされない。他人の書いた文章を目にする機会は皆無である。ごく稀にクラスメートの書いた読書感想文がいつの間にかどこぞのコンクール等に送られ賞を取っていた,というなこともあり得るが,その場合でも実際に文章を読めるわけではない。

以上のように,自分の書いた文章がどう評価されているかも分からず,それどころか評価方法・基準すら分からないものに対し,宿題と呼称するのはどうなのだろうか。自分の書く文章が酷いのは自分が一番よく分かっているが,どう改善するべきかが分からないので,毎年同じレベルの文章をでっち上げる羽目になるが,進歩のない文章をでっち上げるというだけで憂鬱だ。モチベーションはサッパリあがらない。他に読みたい本が山のようにあるので,時間をかけて読書感想文を書くのが非常にだるかったのを覚えている。

……と,読書感想文に対する感想文を書いてみた(爆)。細部を直せば読書感想文として提出できるような文章にすることも出来る。その場合は,「コンクールで優秀賞を取った感想文の文集を読んだ」ことにすればいいだろう。ほんまかいな。

毒手絞殺(やっぱり間違い

感想文に対する考察をば。

正直,教師はせっかく長い休みなんだから本の一冊でも読めという気持ちで感想文を書かせるんだろうと思っている。したがって,感想文の中身は些細な問題だ,と。

さて,上記の仮定が正しければ,感想文が書ければ何を読んでもいいと言うことになる。流石に,漫画は駄目だと言われてはいたが,それ以外に条件を聞いたことがない。課題図書なるものはあったが,必ずそれを題材にしろというものではなかった。

ということは,ハルヒを読んで「ハルヒは典型的なツンデレといわれているが甚だ疑問である」とか,cssの本を読んで「だからIEはunko」とか,ザ・レイプ・オブ・南京(の原書)を読んで「こんな支離滅裂な文章を信じ,あまつさえ映画化する人がいるとは信じられない」などと書いてもいいことになる。試しに誰かやってくれないかなぁ(ぉ

7月11日(水)

今日のTDQ

トントロ氏からレポートが投稿されてきたので,公開。「低レベル+コムルイもの」と「低レベルボス撃破その2(暫定版)」。

しかしとんでもないやり込みである。こいけの今までのやり込みはいったい何だったんだろう。全く意味がないではないか。せめて某その5くらいは完遂しておかないと。

レポート中で参考文献として挙げられてしまったので,こっそり某その5暫定版のレポートを貼っておく。

7月16日(月)

警鐘

じゃなくて敬称。

日本語は一人称が山のようにある言語だということがよく言われるが,敬称もかなりたくさんあると言える。

さて,私の職場ではNotesというメーラ・グループウェアを使用している(展開が急)。Notesには「承認メール」という機能があるが,これは,2人まで設定できる承認者がメールを承認しないと最終受信者までメールが送信されないという機能であり,承認者はメール本文等も修正することができる。他部署への依頼等は,承認メールで職制承認にて送信するというルールになっている。

以上前置き。

部長を最終承認者にして承認メールを出すと,本文中に記載した「TO:○○部長」等を必ず「TO:○○部長殿」等に変更されてしまう。これは2重の意味で間違った敬称の使い方のはずだが,私の職場では気にする人がいないのか,結構使われている。これに対し,文句を言う人もいないし言われたこともない。

まず,「殿」は目上の人に対しては使用できない。目下の人に対して使用するか,団体が対外的個人に対して使用するのは可能である。例えば,役所等が個人向けに通知する文書で「○○殿」と記載するのは可。ただ,これも上から下に物を言っているような感じがして嫌がられたのか,最近は「様」を使用することも多いらしい。

そして,名前+役職の場合,役職は敬称であるため,敬称が2重に使用されている。ちなみに,役職単独の場合は敬称ではないため,「部長様」という言い回しは間違いではない。

同じような事例で「関係者各位様」などという2重敬称もある。たまに使っている人もいるが,恥ずかしいのでやめて欲しいところだ(そもそも知らないのだろうか。誰か教えてあげればいいのに)。

役職を記載しない「○○殿」も,かなり頻繁に使われている。「殿」はいつから目上に使えるようになったのだろうと,最初はかなりの違和感を覚えたものだ。日本語の乱れはとどまるところを知らないようであるが,若い世代に限った話ではないようだ。やれやれ。

と,警鐘を鳴らしてみる(ここに至ってタイトルがただの語呂合わせでないことが白日の下に晒されたわけだ←大げさ

今日のTDQ

某その5。ツキミツから帰還したところまで。しばらくボス戦がないので,サクサクと進めることが出来た。逆に言えば中だるみ(ぉぃ

祈りの指輪をどれだけ買っておけばいいかよく分からないので,ローシが壊滅する前に適当に買い込んでおいた。そんなに必要ではないはずなのだが,念のため。行き当たりばったりなのは今回もらしい。やれやれ。

7月23日(月)

がるな

先日,SFC版DQ3RTAで3時間5分台の記録が出たそうだ。

もう明らかにあり得ないタイム。3時間台後半なら1%くらいは記録更新の見込みがあったが,このタイムでは0.01%くらいである。早めに手を付けておくんだったなぁ。

世に出る前からガルナ狩りの構想はあったが,実際に使って記録を出さねば,負け犬の遠吠え以外の何物でもない。僧侶不使用の発想は無かったから,ガルナ狩りを実際に採用してどれだけうまくいったとしても,3時間半を切るのがやっとだっただろうが……

7月25日(水)

新団

午前中は健康診断。

血液検査があるため,朝飯を食えない。拷問ですか。

血液採取では,採血するおばちゃんの腕が悪く,針がすんなり入らない。unko。しかし,同僚は左腕に刺されたが1,2分経っても血が出てこず,右腕でやり直しされたらしいので,それよりはマシかも。

午後から出社。仕事をしていたら,あまりにひどい頭痛により定時退社。やることはまだあったのに……。これでは,不健康診断ではないか。意味なし。

7月27日(金)

そうだ,選挙に行こう(ぉぃ

参議院選挙の争点は年金問題らしい。誰が決めた?

政治というのは,「一番マシな馬鹿を選ぶ」ものだという話を聞いたことがある。一番マシな馬鹿がどこか,民主党なのか,あるいは自民党なのか,それ以外なのか,よく考える必要があるだろう。

ちなみに,参議院の民主党議員は旧社会党の残党だらけなので,言ってみれば真っ赤っかである。沖縄ビジョンなどという,一国二制度によって沖縄をどこぞの国に献上しようとしている輩の居る党は,信用できないどころか危険であるといわざるを得ない。

日本という国が無くなってしまえば年金なんてもらえないのだから,年金問題よりも外交問題が大事だと思うのだが,どうも世論はそうではないようである。所詮団塊の世代による団塊の世代のための制度なのに,何を今更騒いでいるのだろう。

年金問題が焦点になった瞬間,民主党が有利になったという話をよく聞くが,まったくお話にならない。民主党は社保庁の自助努力でこの騒ぎを乗り切ろうとしている。泥棒が泥棒を捕らえるようなものではないか。そもそも,民主の支持基盤は社保庁をはじめとする自治労なので,その支持基盤を敵に回すような大改革に踏み切るわけがない。民主党案では,今のままうやむやのうちに終了するのが目に見えている。

また民主党は,年金制度を全部税金方式にして確実に給付するとか,子供のいる家庭にはお金を支給するとか,財源が必要な政策を大量に挙げておきつつ,消費税は5%のまま据え置くという。ならば,一体そのお金はどこから捻出するのだろう。全くもってムジュン(←何故かカタカナ)している。そもそもこれは,小泉時代に民主党が散々非難していた大きな政府への流れではないだろうか。

民主党は反自民でしか居られないとよく言われるが,こんなに主張がコロコロと変わっていては,そう言われても仕方があるまい。自民を追い出された人から旧社会党までごちゃ混ぜの有象無象なので,やむを得ないところではあるが。一番まともだったのは前原時代だろうか……(自爆してしまったが

さて,ここで何回か書いてると思うが,小池は消費税の増税に賛成である。ただし,その分所得税を減らさねばならないし,食料品等は税率据え置きか下げる一方で,嗜好品・装飾品などの贅沢品は(20%くらい等)極端に税率を上げてもいいと思っている。

また,酒税やガソリン税等の含まれてるものの価格に対し,その全てに消費税をかけるのは税金の二重取りなのでやめて欲しいところである。

つまり,こういうことだ。例えばガソリン価格が消費税抜きで130円/Lだとしよう。このうち,ガソリン税がどのくらいかは知らないが,仮に50円がガソリン税等の税金でガソリン自体の価格は80円だとしよう。この条件では,現在消費税込み価格は130*1.05=136.5円/Lと計算されるが,本来は本体価格のみに消費税がかかるべきなので,50+80*1.05=134円/Lとなるべきだ。現在は実質ガソリン税等の税率が5%水増しにされていると解釈できる。

等々,消費税には問題点も散見されるので,この辺りの改革をしてほしいところである。毎日の生活に関わってくるので,年金問題よりもこちらの方が切実だと思うのだが,こういう主張をあまり見たことがない。何故だろう。

#消費税を増税するっていう政治家があんまり居ないから仕方ないか

琉球

旧社会党民主党の推進している沖縄ビジョンについて。

詳しくは適当にぐぐってもらうとして(手抜き),つまるところ,一国二制度を推進しようというものである。一国二制度というのは,簡単に言うと香港方式である。知らない人は今すぐググれ!(ぉ

これに付随して民主党が推進しようとしているのは,

  • 米軍基地縮小 (沖縄付近で有事があっても,一国二制度により自衛隊の派遣はできない)
  • 外国人(留学生?)受入 (話によると,130万の沖縄に3000万の異国民を受け入れるらしい……そんなに住む場所あるの?)
  • 無国籍児受入 (どっかの国には一人っ子政策というのがあって,戸籍のないガキがン千万単位でいるらしいが,それを受け入れるらしい)
  • 主権の委譲 (どっかの国に全部任せるらしい……正気か!?)

であり,沖縄ビジョンと関係なく日本全国で

  • 外国人参政権

を与えようとしている。つまり,沖縄ビジョンの最終的な目的は,合法的な沖縄の乗っ取り或いは献上である。

某国が何故執拗に尖閣諸島を主張しているか,沖縄トラフを主張しているかというと,太平洋に出る足がかりが欲しいからであり,現状は日本列島によってユーラシア大陸に封じ込められているからである。もし沖縄が某国の物になれば,某国は自由に太平洋に出ることが出来るようになり,極東及び太平洋の軍事バランスは大幅に崩れ,非常によろしくない状態になることが予想される(そうでなくても日本領海内を某国の潜水艦等が行き来しているというのに)。

今時植民地政策を続行しているのも,某国くらいなものである(チベットや新彊ウイグル等の事例を出すまでもない)。経済がどれだけ大事か知らないが,そんな国にへこへこして日本の将来を危うくするような政治家を許してはいけない!

7月30日(月)

退廃

歴史的大敗らしい。

今回の選挙は民主党とマスコミががっちりタッグを組んだ結果,安倍のみに責任がない(=歴代与党に責任がある,自民党が野党だった時代も存在するよ)年金問題のみがクローズアップされ,安倍たたきが加速し,このような結果になったといえる。

年金問題に対してどのように対処するのか,年金問題以外はなにをしていくつもりなのか,などの政策に関する報道は全くと言っていいほどなかったと思われる。そんな状態でマイナスイメージのみが先行していた。これでは勝てる戦も勝てないではないか。

安倍かわいそう。かわいそう安倍。